風は目には見えず具象化できず、字に作りにくいのですが、昔の人は鳥の形と音を表す「凡」から「風」という字を作ったそうです。大きな鳳凰の羽音や巻き起
こすかぜ、それが「虫」の音に変わって「風」になったとか。そんな風にもたくさんの呼び名を冠せて、風雅に風情を楽しんだのも古来の人です。風が運ぶ草花
の香りや営みの音のたよりで季節を感じていたのでしょう。
風流とは、心の中に涼しい風が吹くような状態をいうそうですから、風を友にして暮らしたいものです。
もうすぐ夏。「風涼し」と。
「夏至」は昼が最も長く、夜が最も短くなりますが、梅雨の真っ盛りで長雨が続きます。
この長雨、鉄を錆びさせますが、ある統計では毎年世界の鉄の総使用量の約2%が錆で失われるそうです。同様に人の体も錆びることが、生活習慣病の原因になるのです。普通に呼吸しエネルギーを消費しても鉄同様に体が2%錆びるそうですから大変です。
今、国では懸命に抗酸化機能食品の研究開発に取り組んでいますが、その食品の一つが"ポリフェノール"です。黒豆で体の「錆」を予防しましょう。
宮沢賢治は大正15年「本当の百姓」を目指して花巻農学校の教師を辞し、羅須地人協会を作り若者に農業から人生相談まで幅広い活動をしています。農村の改善を目指した賢治も、大正モダンの影響でしょうかレタスやセロリ、アスパラガス、カリフラワー等の西洋野菜づくりにも取り組んでいます。賢治の言葉に「永久の未完成、これ完成」とありますが、当店もまだまだ"未完成"、これからも日々一層の努力をしてまいります。