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黒豆(くろまめ)こぼれ話

2017.9. 1

狂言と黒豆の煮汁

人形浄瑠璃の文楽太夫・豊竹呂太夫さんが、黒豆の甘煮について面白いお話を披露されています。豊竹さんは普段は甘いものは食べないのですが黒豆の甘煮だけは別で、これを教えてくれたのは四代目師匠の竹本越太夫で、内弟子をしていた頃に師匠の冷蔵庫に入っていたのを内緒でそーっと瓶を開けて、二つか三つパッと口へ ― またそれがおいしかったな。と、まるで狂言の「附子(ぶす)」と同じような話で、笑ってしまいます。

狂言「附子」は、太郎冠者と次郎冠者が主人の留守に"これは附子という毒だ"と言われたが、砂糖だと知って舐めてしまう話です。豊竹さんは黒豆には、ウイスキーや日本酒、シャンパンにもあい、これを食べおつゆを飲むとのどの調子が良いと語っておられます。 これは黒豆の煮汁に含まれる植物栄養素のソヤサポニンやリノール酸、リノレン酸がのどの炎症を抑えるからだといわれています。

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